小倉百人一首

84番歌 ながらへば(藤原清輔朝臣)

ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき

ながへば またこのごろや しのばれむ うしとみしよぞ いまはこひしき

出典は『新古今和歌集』(雑一八四三)。

現代語訳

生きながらえたならば、今このごろのこともまた懐かしく思うのだろうか。つらいと思っていた昔が、最近では恋しく思うのだから。

「このごろ」というのは、「今このごろ」の意味です。

作者:藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん)

平安時代末期、12世紀の人で、79番歌の作者藤原顕輔の子です。

顕輔から人麿影を受け継ぎ、六条藤家(ろくじょうとうけ)を継承しました。

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